
ことしの2月にオープンしまして、友の会という組織とはちょっと違うんですけれども、文化協会を設立しまして、文化協会が今おっしゃられた友の会と似ているんですけれども、会員は3000円で入ってもらうことになっているんです。精力的に会員の募集をしているんですけれども、300人ぐらいしか入っていただいていないですね。その特典として、3000円をためていただくと3000円分の割引券を発行しているんですよ。
○前田
何をためるとですか。
○竹田
3000円の会員になりますよね、3000円の会費を払いますと3000円分の割引券を出すんです。ですから、会としてはゼロなんですけれども、1000人のホールを何とか埋めようということで頑張っているんです。実際、今まで4本の事業を組んでいるんですけれども、1本目のときは頑張ってやって約9割ぐらい入ったんですけれども、あと2本、3本は4割ぐらいしか入らないですね。600人ぐらい入ってくれれば大体ペイするんですけれども、4割ぐらいしか人らなくて、2回赤字を食っている。初めて料金をもらってやっているんですけれども、かなりもう疲れてしまったと。ですから、3000円分の割引券を出しているんですけれども、入場料がかかるとなりますとなかなか出足が悪いというのが現状なんですね。ですから、何かいい方法があったら教えていただければなと。道新のスポットなんかにも20万ぐらいでどんどん広告を出しているんです。あきがあれば20回ぐらいは出してくれるんですけれども、それでもちょっと出足が悪いですね。
ちなみに、一番最初が渡辺美佐子の歌舞伎をやりまして、あれは約800人ぐらいは入りましたけれども、その次が南米パラグアイのアルパのファンタジアコンサートをやったんですよね。それから3本目は、この間ノール室内合奏団のコンサートをやったんですけれども、400人くらいずつで。頑張って、顔見れば券を買ってもらっているんですけれども、もう疲れてしまいました。
○前田
文化協会ということは、普通の友の会とは多少考え方が違うんですか。
○竹田
要するに、町から文化協会に補助金を出していまして、その文化協会で4本とか5本とか事業を組むんですね。例えば渡辺美佐子の歌舞伎をやる場合でも、文化協会が主催してやるような形になるんです。そうでないと、町の方で公演しますと入場料はなかなか取れないですよね、公金と一緒になるということで。その辺を考えて文化協会を設立して、あとそれを支援していただこうということで、町民の方に会員になってくださいと呼びかけている。会員になっていただければ、要するに、3000円払っていただいて3000円の割引券を出すと。
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